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大汗をかく成人男性の”ニオイ”に対する姿勢が変わるまでの記録

 

 

 

 私は人一倍汗っかきで、子どもの頃から苦労していました。

しかしその苦労は「汗をふくためのタオルを常に持ち歩こう」といったことしか考えず、ニオイに対して意識し対策するまでなかなかたどり着きませんでした。

 

これまで汗を発端とするニオイで周りの人達にかなりの迷惑をかけてきたと思うのですが、現在では最低限のエチケットは守れるようになっていると自負しています。

 

私がいつごろこの事実に気づき、意識が変わり、その後どう対処をしてきたのかをご説明していきたいと思います。

 

 

目次

 

1. 汗対策をしていなかった頃

小学校3年生のころの体育の授業で、ちょっと動いたくらいじゃ汗なんてかかない! 健康に汗をかくにはもっと精一杯動かないとだめだ! というのを子どもたちに実感させようと、先生が全員にトラック一周を指示してきました。

走り終わったあと、ほらこれくらいじゃまだ汗でないだろ? と全体を見回した先生の視界に、すでに汗をしっかりとかきながら弱々しく手を挙げる私の姿がうつりました。

 

昔から人一倍汗をかく体質でした。

 

それは太ろうがやせようが変わらず、夏は当然のごとく汗をかき、冬は冬でちょっと移動してから暖房のきいた室内に入ると一気に汗が吹き出す。

1年中汗のとまる時期などなく、日々汗ふきタオルを複数枚持ち歩くのが基本となっています。

 

タオル持ち歩いててえらいと言われることもまれにありますが、切実な理由があるのです。

  

しかし”汗”を書いたらそこに”ニオイ”の問題が付随することについては、かなりの時期まで気づかないまま時を過ごしてきました。

それまでに出会った人たちには本当に申し訳ないことをしたと反省しています。

(実際にニオイが発生していたのかは今となっては確認する術がないのですが…)

 

 

 

超無頓着期

時期…物心ついたころ~大学入学当初まで

傾向…ニオイ対策って何?

 

風呂には毎日入っていましたが、そもそも鼻炎もちというのもありニオイに鈍感で、エチケットとしてニオイケアをするという考えそのものがありませんでした。

 

入浴もまさにカラスの行水というやつで、ろくに体も洗わず日々過ごしていました。

 

ケア的に物心がついた期

時期…大学~社会人の初期

傾向…制汗スプレーを使い始める

 

世のだらしない人間というのはえてしてこの程度です(偏見)

 

 

今でいう陰キャというものに分類されていたかもしれない私の思考は、「自分はああいう身だしなみを整える行為をやってはいけない人間だ」に支配されていました。

高校生のころに、体育の授業後に制汗スプレーを使っている同級生を見ても、それを自分が使うという考えにまったく至りませんでした。

あれはイケてる人が使うやつだ。

とても素直にそう考えていました。

 

そのアホでかわいそうな考えが少しだけ薄まるのが大学生くらいになってやっとです。

 

人並みに友だちができて、毎日のように昼夜問わず遊び、話し、エネルギーを発散していくなかで「ああ、自分もこういうのやっていいいんだ」と思えるようになってきたのです。

高校生まで友達がいなかったとかそういうわけではないですが、それでも世界が狭すぎました。

 

当時はおそらく、なんとなく名前を聞いたことがある有名なやつを使っていたと思います。エイトフォーとか。

 

 2.本格的ニオイ対策実施

本格的ケアをちゃんと始めるまで

時期…三十路を過ぎた頃

傾向…各種ケア製品を使うようになる

 

当時働いていた会社に、とても足のくさい人がいました。

フケツにしていたとかではなく、オシャレで革製品を好んで着用していた人で、革のブーツによって蒸れてしまいニオイが出ていた模様です。

まわり全員、気を使って言い出せずにいたのですが、ある時飲み会の酒の勢いで本人に「足すごいニオイしてるときあるよね」と言ってしまった人が出現しました。

 

酒の力なのか、本人もショックをさほど受けずにその話を受け入れ、ではどうやってニオイ対策をしたらよいかという建設的な方向に話が進んでいきました。

その中でとある人が勧めていたのが、ラヴィリンフットクリームという製品でした。

 

 

 

 

 

・一週間に一回くらい塗ればOK

・一度の使用量は片足ごとにあずき大くらいの大きさなので1個かえば長期間持つ

・個人差はあるがほんとに一週間くらいニオイがおさえられる

 

との話でした。

そこで私もそっとスマホにメモし、後日購入してみました。

結論としては、ほんとに一週間はニオイがおさえられたのです。

あくまで個人の感想ではありますが、これを塗り忘れた状態で、一日靴を履いた足からはムワッとした嫌なニオイが漂ってきますが、同じ状況でもラヴィリンフットクリームを塗っていればほぼニオイを感じなくなります。

 

使い方としては、シャワーなどあびて清潔にした状態の足にあずき大にとったクリームを軽く伸ばし塗るだけです。

私はだいたい夜シャワーを浴びて、寝る直前にクリームを塗ってそのまま寝てしまいます(当然フトンなどについてしまう可能性があるので、気になる方は対策が必要です)

 

クリームを塗って1時間くらいたてば拭き取ってしまって大丈夫みたいなので、

 

クリームぬる>足裏を使わないように1時間待つ>拭き取る

 

という手順が本来とるべきものな気がします。

 

 

1週間ごとに塗るというのも、あくまで目安です。

たぶん汗をあまりかかないタイプの人ならもっと長期間開けても大丈夫な気がします。

少しニオイを感じたら塗るというくらいでも良いかもしれません。

 

これを使い始めて7~8年になると思いますが、いまのところ肌の異常などは発生していないので、危ない製品ではないと思います。

 

効き目が長期なので、なにか強力な成分が入っていたりするのではと不安になったりしましたが、自分の体で安全そうということは実感できています。

 

現在まで私の必須アイテムとなっています。

 

ニオイ大攻勢とさらなる対策期

時期…アラフォー突入時期から現在まで

傾向…必死に対策

 

ラヴィリンフットクリームのおかげで足のニオイを防ぐことに成功した私は、脇のニオイについてもロールオンタイプの制汗剤に変え、万全の体制を敷いていました。

正確にいえば、万全だと思い込んでいました。

 

 
 
デオナチュレクリスタルストーンはとても優秀です。
おそらく普通の方であればこれを使えば脇のニオイから解放されるはずです。
しかし私は汗っかきで、かつワ○ガ傾向のあるニオイの強いタイプ。
 
ここ数年の酷暑の続く夏にはこれでは対応しきれなかったのです。
 
会社の人からとても申し訳なさそうに言われました。
「においがきつい日があるって話が……」
 
ああ、まだ自分は迷惑をかける側にいたのだ。
それを思い出しました。
ちょっとした対策では足りなかったのです。
 
私はあせりました。
そして必死にググりました。
 
これ以上なにをすればいいんだろうか。
 
しかし調べるとちゃんと対策がでてきました。
 
つまりは、いままで対して本気になっていなかったということでした。
 
私は反省し、本気の対策をはじめました。
 
 

3.ニオイ対策をいろいろ見直す

★洗濯を見直す

汗そのものにはニオイはありません。
汗や皮脂と雑菌が混ざり合い、ニオイが発生するらしいです。
 
これって洗濯のしかたがあまいんじゃないか?
結果としてそのとおりでした。
私は、酸素系漂白剤というものを使用することを知りませんでした。
漂白剤といえば強力なシミを落とすときに使うようなイメージしかありませんでした。
 
しかし酸素系漂白剤は塩素系などと比べたら効き目が穏やかで、色物の選択も問題ないとのこと。
洗濯で日々の汗や皮脂汚れを落としきれず、次に来たときに即座に新規の汗と混ざり合いニオイ発生というルートなのではと仮設をたてました。
 
 
 
 
そこで日々の洗濯に、ふたんの洗剤とプラスして酸素系漂白剤を投入することにしました。
使い方はかんたん、洗濯機の説明書にしっかりと使用するときの分量目安がありました。
 
そして特に汗がひどい夏場は、粉末タイプの酸素系漂白剤を準備してつけ置き洗いも月イチペースで行いました。
1時間程度つけたあとの残り湯の濁り具合を見ると、そりゃ普通の洗濯だけじゃ追いつけないよね…と反省しました。
 
 

★制汗剤を見直す

脇対策が間に合ってない。
その事実に直面したとき、ふと気づきました。
ラヴィリンって脇用もあるんじゃないか?
しらべると、ジャストでした。
 
 
 
 
説明書に沿って、制汗剤を使用しない数日を過ごしたあとにラヴィリンアンダーアームを使用、足用と同じく基本一週間はニオイが発生しないことを確認できました。
肌荒れなども発生せず、バッチリです。
 
これで服のニオイと脇はOKです。
 
 

★汗の拭き方を見直す

前述の通り汗ふきタオルは持ち歩いていますが、それに加えて汗ふきシートも持ち歩くようにしました。
ニオイの大敵は菌の増殖。
室内退避して汗がおさまった際に汗ふきシートでしっかり拭き取るようにしました。
 

★ズボンの所有量を見直す

自分にとっては幼い頃からの週間で当たり前過ぎて考えても見なかったのですが、ズボンを毎日変えるようにしました。
 
昔からズボンはときどき洗濯するものという認識で、一日が終わったらリセッシュ等を吹き付けて終わりというのが基本でした。
しかしそれでは酷暑には勝てなかった。
なので、一週間履き替えられるだけのズボンを用意しました。
 
当たり前過ぎますが、毎日変えてしっかり洗濯。
 
ある意味これがいちばん基本で重要な対策かもしれません。
 
 

4.さいごに

現在では、ニオイにかんする苦情は来なくなりました。
以前は夏場の電車で、隣りに座った人がすぐに席を立って行くということもありましたが、今ではありません。
自分で気づいていなかったとはいえ、そのときの人にはいまでも謝罪したいくらいです。
 
 
ニオイというのは、自分では気づきにくく他人からは指摘しづらいやっかいな問題です。
まず自分がなんとしてでも気づき、対策をすべきです。
 
対策さえすれば、完璧ではなくても最低限のマナーは守れるようになるはずです。
 
私もまだ足りない部分があると思います。
今後とも不足を見つけ、補っていきたいと思います。